第6期「悲嘆」について学ぶ (14)
降り続いた雨がやんで、青空が広がっています。
たまった洗濯物を思い切り干せますね。
それにしても、豪雨による被害はかなりものでした。
命を落とされた方もおられ、毎年この時期に治水対策を考えますが、
温暖化の影響か、想定以上の豪雨となっているようです。
被災された方々にはお見舞い申し上げます。
さて、第6期も残すところ2回、今回が終わると次回で最後となります。
テーマ: 複雑性悲嘆の概念と治療
講 師: 中島聡美先生(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
成人精神保健研究部 犯罪被害者等支援研究室長)
長ーい肩書きの先生でしたが、お話は明快で、分かりやすかったです。
「悲嘆」の中でも長引いて複雑化してしまった「悲嘆」をどう捉え、治療するかというお話でした。
かなり学問的なお話もありましたが、大変興味深く聞くことができました。
身近な人を亡くすということは人間にとって最大のストレスであること。
通常の悲嘆でも「幻聴」や「幻覚」を伴ったりすること
うつ病には効く薬があるが、「悲嘆」に効く薬はないこと
では、どのように治療するかといえば、行動療法によるのだそうです。
認知行動療法という治療法が効果を上げているそうです。
この認知行動療法がとても興味深いものでした。
お話の中では、「支援者の基本姿勢」の中で例にとられた話が心に残っています。
葬儀に出られない遺族がいる
出たいけれど、出たら迷惑をかけてしまうかもしれないと思っている
この人に、「無理して出なくていいですよ」というのは正しい支援だろうか?
「もし、倒れてもすぐ近くにいて、支えてあげるから大丈夫、出ましょう」という
支援があるのではないか。
支援の仕方はほんとうに難しいと思いました。
また、死別者の10%くらいが複雑性悲嘆と言われていて
「悲嘆」を放置しておくことはできないのではないか。
病気として認定してもらおう(色々と難しい問題がある)という活動もあるのだそうです。
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